2022年10月メディア

2022年10月1日

🔸説教題:信仰によって

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ヘブライ11:17〜22

 

 アブラハムの信仰はイサクを犠牲として献げる話が選ばれて著者は語ります。信仰の父として、あるいは信仰による義の話として神の約束を信じるアブラハムの話の方が教会ではよく聞きます。しかし、信仰の話でイサクの話を選んでいるのです。そして、「信仰によって」と書かれて、イサク、ヤコブ、ヨセフの名が出てきます。これらの中に何を読み取ればいいのか、ご一緒に考えてみましょう。

2022年10月8日

🔸説教題:さらに信仰によって

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ヘブライ11:23〜29

 

 「信仰によって」という言葉によって、信仰の実例が続きます。今度は、モーセです。このようにモーセを引用しているのですが、出エジプト記を読みながら比べると、出来事の意味が著者によって示され、それが特徴的なのです。そこから何がわかるか考えてみましょう。

2022年10月15日

🔸説教題:さらにまさったもの

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ヘブライ11:30〜40

 

 聖書には信仰の見本のような人たちがキラ星の如く記録されています。信仰を考え、学ぶ時には、これらの人たちから学ぶことが大切なのです。さて、ヘブライ書の著者は信仰をどのように理解したのでしょうか。それは、旧約聖書や中間時代の信仰者たちが、主への忠実な信仰を保っていたので、主イエス・キリストが人となって生まれてきたというのです。確かに、信仰を捨てるように徹底的な弾圧が歴史上ありました。残酷な拷問もありました。それでも、信仰を捨てずに守り通した信仰者がいたので、キリストの到来を迎えることができたのです。それで、信仰で罪人は救われる道が開かれたのです。現代の私たちは、同じ信仰によって主イエス・キリストの再臨を信じているので、信仰を捨てない覚悟があるのです。

2022年10月22日

🔸説教題:競争を走り抜く

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ヘブライ12:1〜3

 

 11章で聖書の登場人物が信仰の体現者として紹介され、12章ではそれら信仰の勇者たちが大勢いて、マラソン競技の観衆として、現在の信仰者が参加している競技で見事ゴールインして、勝利の栄冠を受けるのを見守っていると言うのです。私たちは、そのようなレースに参加していることを自覚させ、だから信仰の道をそれないように励ましているのです。さらに、伴走者がいてそれがイエス・キリストなので、孤独な信仰の道ではないし、キリストに倣って走り切ることができると激励されているのです。

2022年10月29日

説教題:鍛錬と愛

説教者:佐久間典臣

聖 句:ヘブライ12:4〜13

 

 聖書の神は愛と言われるので、急に鍛錬という言葉が出てくると驚きます。昔の漫画に「巨人の星」?でしたか、星飛雄馬のお父さんが鬼のように息子を鍛えて巨人の星にしようとするストーリーでした。どうしても、鍛錬というと信仰を鍛えるために厳しい試練に遭わせるといったイメージになります。しかし、父なる神様は、わたしたちを子供だから鍛錬するというのです。それは、天国に入るための必然なのです。