🔶説教題:最後の晩餐
🔶説教者:佐久間典臣
🔶聖 句:マタイ26:17〜30
最後の晩餐の場面が今日の聖書箇所です。この有名な場面から、私たちが知っておくべきこと、理解するべきことをご一緒に考えてみましょう。いよいよクライマックスが始まり、十字架への道を踏み出します。イエスを裏切る弟子が同じ食卓にいます。聖餐式が未だ世界中の教会で
守られていることから、キリスト教の大事な出来事であることは間違いありません。この晩餐の席に同席させていただきたいですね。
🔶説教題:イエスを知らない
🔶説教者:佐久間典臣
🔶聖 句:マタイ26:31〜35、69〜75
イエスは弟子たちに、聖書の預言から羊飼が打たれて、羊たちが散らされることを教えます。事実、まもなくイエスは捕らえられ、十字架にかけられるのです。そして、弟子たちはつまずき、失意の中ガリラヤに帰ることになります。その情景を主はご存知でした。そして、ペトロは、たとえ殺されてもイエスに従うことを表明します。しかし、主は鶏が三度鳴く前に、イエスを知らないと言う、と語ります。そして、その通りになるのです。私たちがどんなに正しくあろうと頑張ってみても、失敗することがあるのです。自分が情けなくなる時がくるのです。ところが、イエスは復活したら、ガリラヤで待っていると告げました。主は、私たちに失望することなく、逆に温かく受け入れ、励ますために待っていてくださるのです。
🔶説教題:ゲッセマネの園で
🔶説教者:佐久間典臣
🔶聖 句:マタイ26:36〜46
いよいよゲッセマネの園の場面です。祈りの人イエスが、苦しみながら祈る姿を愛弟子たちに見せます。それは、私たちには理解の及ばない、罪の恐ろしさを知り、父なる神の罪への怒りがどれほどの恐怖であるかを示す場面でした。この神の罪への怒りを罪人に代わってイエスがまともに受けようとしているのです。一方、そのような人類救済に関わる重大な場面で祈っているように主に頼まれた弟子たちは、眠りこけていたのです。これこそが私たちの姿なのではないでしょうか。罪の深刻さや神の怒りを考えることもなく、この世に疲れ果て眠っている姿です。
🔶説教題:裏切り
🔶説教者:佐久間典臣
🔶聖 句:マタイ26:47〜56
イエスを捕まえるためにユダに案内された捕り方達がやって来ました。その緊迫した場面から今日は考えてみます。ユダのことがまたしても気になります。27章では、ユダは後悔しています。そして、取り返しのつかないことをしてしまったと自殺してしまいます。イエスを裏切った者として聖書に残りました。不思議ですが、イエスに出会った人は、救い主と認める人と殺したくなるほど憎くなる人に分かれるのです。そんなことを考えてこの箇所から学びます。