2016年8月メディア

2016年8月6日

🔸説教題:恩寵と審判

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ローマ2:1−18

 

 パウロの福音は徹底して、神の恵みを説きます。それは、神が人を義とするということですが、人間にできることは、その神に信頼することだけなのです。その神信頼を信仰と呼んでいます。ですから、ローマ一章でこの徹底したパウロの福音を聞いてきた者としては、二章はその正反対に、行いを説いているように見えるので、矛盾しているように感じます。では、一体どうなっているのか、今日は解説してみますのでお聞きください。

2016年8月13日

🔸説教題:隠れたユダヤ人

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:ローマ2:28、29

 

 ローマ書の続きです。ユダヤ人の問題が述べられていますが、それはクリスチャンにも当てはまります。しかも、現にキリスト教会では普通に目の当たりにすることです。厄介なことに、その違いが当人にはわからないのです。ここには、文字通りのユダヤ人が律法や割礼のある優位性を鼻にかけて、異邦人を見下しているのなら、それこそが問題で、そのようなユダヤ人ではなく、異邦人でも知らない律法に一致しているなら、その方が割礼を受けている者と言えるのだ、とパウロは語ります。そこからクリスチャンのあるべき姿を学ぶことにします。

2016年8月27日

🔸説教題:異邦人に聖霊が降る

🔸説教者:佐久間典臣

🔸聖 句:使徒言行録11:1〜18

 

 使徒言行録10章に異邦人に聖霊が降る話があります。これは歴史的と言えるほど大きな出来事でした。もしこのことがなければ今日でも救いはユダヤ人だけのものだったのです。11章でペトロはユダヤ人クリスチャンに詰問されます。10章の出来事が異邦人と食事をした、といったことであれば、ユダヤ人の伝統的な宗教では由々しき大問題となったらからです。そこで、何が起こったか説明します。それが何を意味していたか、当時のユダ人キリスト教徒たちは理解し、宗教的大転換を図らなければならなくなったのです。まずは説教をお聞きください。