2018年8月メディア

2017年8月5日

🔶説教題:信じる方が上手く行く

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ8:13

 

 イエス・キリストのお言葉の中に「信じる」ように促している聖句は多いのです。人生の中で何の悩みもない人はお墓の中で眠っている人だけです。だから、問題が起こった時にどう考えるかが非常に大切なのです。その解決策として、自分が何を信じているか確かめる必要があります。物事はうまく行くはずはないと信じるか、何とかなると楽天的に信じるか、どちらを選んでも良いのです。イエスは、「あなたの信じたとおりになるように」とおっしゃっています。だから、試してみることです。さんざん自分が成長する過程で否定的に物事を考えるようにしつけられてきているので、肯定的にましてや楽天的に考えることは難しく感じるはずです。でも、科学的にも肯定的に考えた方が良いことが証明されているということです。そこで、私たちは聖書からヒントを探してみましょう。

2017年8月12日

🔶説教題:憐れみの器

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ9:1〜14

 

 いよいよローマ書9章に入る。8章まででパウロの主張が分かったと思うが、9章は一転してイスラエルの民の救済への嘆願に見える。しかし、さすがはパウロだ、ここにも「何の功績の無い者を義とされる神」あるいは「信仰による義」のテーマが貫かれている。そして、私たちが陥りやすい個人の信仰者ではなく、教会としての信仰者になると、心が変わってしまい、人と比べて自分の信仰ではダメだと思い込む傾向がある。それは、立派な人間的な努力や宗教的戒律の遵守こそが救いに欠かせないという間違った思い込みを生む。神は憐れみを覚えて人を選んでいる。聖書に書かれたことから重要な信仰理解を一緒に見てみよう。

2017年8月19日

🔶説教題:生ける神の子

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ9:19〜29

 

 今回は説教の途中でビデオカメラが止まり、ちょっと抜けてしまいました。申し訳ありません。パウロがローマ書で繰り返し語っているのは福音です。それは、自分の努力や功績で救われる道ではなく、何度も失敗を繰り返すような情けない者でも、イエス・キリストを信じることにより救われることを説いています。イスラエルの民はそのことを理解せずに、自己の功績をあげることにより、義と認められることにこだわりました。その結果は、わたしの民ではない、と主に言われてしまうようなさんざんなものだったのです。しかし、主はキリストの故に信じる者を憐れみ、神の方法で人を義とするということです。

2017年8月26日

🔶説教題:とんでもない約束

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ9:30〜10:4

 

パウロの説明を聞いていると、繰り返し同じことを言いつづけている。それは、私たちが理解することが容易ではないからだ。神が義としてくださる。それなのに自分で義とならないでは気がすまない。自分の義を神に認めさせたいという欲求があるとしか言いようがない。そのことがあるので、神が恵みで義としてくださる、と言っても受け入れようとしない。この問題がパウロの難題となっていることがわかるし、自分自身もここから抜けるのに苦労したことを覚えている。聖書の言わんとすることが、ここに集中していることを今日は確かめてみたい。