2018年9月メディア

2018年9月2日

🔶説教題:誘惑と勝利

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ4:1〜11

 

 洗礼を受け、さらに天から聖霊がイエスの上に降り、天からの声が聞こえた。まさに信仰者にとってみれば、信仰の最高潮と言って良いような状態で、次に何が起こったか。悪魔が誘惑するために聖霊が荒野にイエスを導いたというのだ。そして、誘惑する者は三度に渡ってイエスに誘惑の攻撃を仕掛けた。これらのことは私たちにどのような教えとなっているのか、悪魔の誘惑に初代教会はどのように対抗したのだろう。考えることの多い箇所から、気になることに目を留めてみよう。

 

2018年9月9日

🔶説教題:立ち返れ

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ4:12〜17

 

なぜ、イエスはガリラヤに退かれて、そこをホームグラウンドにして、宣教を開始されたのでしょうか。それは、イザヤの預言に示されたことに関係があります。ガリラヤはエルサレムに住むユダヤ人からみれば、汚れた人たちの住む所でした。なぜ、イエスは清いと自分たちのことを認めているエルサレムの人たちの所へ行くのではなく、辺境の外国に蹂躙され戦果にまみれ、最悪の被害を受けて、外国人まで移民させて、暗闇と汚れの場所になっていたのです。それは、今日の罪と死の陰に怯える人間と重なります。イエスは、そのように罪と悲しみの中にいる人たちの元へ真っ先に来られたのです。私たちを慰め励まされるイエス・キリストに焦点を当ててみましょう。

 

2018年9月16日

🔶説教題:人間をとる漁師

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ4:17〜25

 

 キリストはガリラヤから宣教を始めます。それは、神の支配の始まりでキリストの到来によってもたらされたのです。キリストは、エルサレムのようなエリートの場所ではなく、むしろ彼らからさげすまれ汚れた地と見なされていたガリラヤで宣教を始めました。それは、あらゆる病や患いを癒すことを伴っていたのです。そのため、大勢の人たちがイエスのもとへ群衆となって集まってきました。人間の抱える罪の問題は、本人には解決が不可能でしたが、イエス・キリストの憐れみはその不可能を可能にすることでした。神が人間を義とするのです。

 

2018年9月23日

🔶説教題:幸いな人

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ5:1〜6

 

イエスの山上の説教から考えて見ます。イエス・キリストと貧しい人との関係は深いものがあります。どんなに歴史が進んでも、貧富の差は無くならず、経済的に恵まれている国でも深刻な問題として度々ニュースに出てきます。マタイ5章からのイエスの説教の意味や、特に八福とから言われる、有名な言葉の意味を考えます。私たちにも関係する大事なお話です。