2019年4月6日

🔶説教題:休ませてあげよう

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ11:20〜30

 

 伝道講演会などで、しばしば使われる有名な聖句が今日の中心聖句です。イエスは、旧約聖書で預言されたメシアとして現れたが、そのしるしを見ても、悔い改めてイエスを信じる者が少なかったのです。どんな病気も治してしまうイエスの働きをそばで見た人は実に多かったのです。それ以外にも奇跡がいくつもあったのです。どう考えても旧約聖書の預言の成就であるメシアが目の前にいるのです。そのイエスは、罪人の罪を贖い、死んでいる者を天の命を注いで生かしてしまうお方だったのです。そのイエスの他には人間を救う方法は全くありません。イエスの愛と恵みが今も私たちに向けられ、キリストから学ぶことが期待されているのです。

 

2019年4月14日

🔶説教題:安息日と解放

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ12:1〜14

 

 安息日は神様の愛の証ですが、初めの喜びは、宗教家によって厳しい掟となり、禁止事項の山となりました。特にファリサイ派は真面目に真剣に安息日の遵守に努めたのです。その彼らが脅威に感じたのはイエスの出現です。イエスが旧約のメシア預言をことごとく成就していることも彼らの目を開くことにはなりません。それどころか、彼らは自分たちがどんなに努力して安息日を完全に遵守しているか、しまいにはその事が彼らの傲慢さになってしまうのです。このように、宗教に潜む落とし穴は、安息日のような恵みすら、奴隷のような苦しみに変えてしまい、天の父の福音を否定し、安息日の主であるイエスをも認めずに、憎むことになります。それは、ファリサイ派の厳格に守り通してきた事をイエスが全部否定しているように受け止めたからです。このようなコントラストから、福音の意味を考えます。

 

2019年4月21日

🔶説教題:主の僕

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ12:15〜21

 

イエスは誰だったのか。マタイという弟子が見て、一緒に過ごした日々から、イエスをどのように理解したのか、それがここではよく出ています。イザヤ書の「主の僕」こそが、まさにイエスであると証言しているのです。そのことから、父なる神と御子イエスのなさったことが、私たちの救いとどう関係しているのか、今日の説教から理解が深まるはずです。

 

2019年4月27日

🔶説教題:聖霊を冒涜するな

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:マタイ12:22〜37

 

イエスの到来は、人間にとっては最も驚くべきことであり、また、神がいよいよ人類救済のために動き出し、神の国が到来した証であった。それは、とりもなおさず、神の支配が始まったことを意味する。それは、人間が律法を守って義となることができなかったために、神がありのままで人間を救うことを、つまりは神が人を義とすることを決意し、実行に移したことを意味する。そこには、神の恩寵が溢れている。その救いのメカニズムは、聖霊によることが大きい。キリストの罪の贖いによって、清められた人間に注がれた聖霊が人の内側に宿り、その人の信仰によって明確に働かれるからだ。それゆえ、聖霊に逆らえば、人間には救いの道は消え、他に救済の道はなくなる。早速、説教を聞いてみよう。