２０２３年５月メディア

🔸説教題：手を伸ばしなさい

🔸説教者：佐久間典臣

🔸聖　句：ルカ６：１〜１１

　安息日という問題を通して、当時の宗教家とイエスの対立が鮮明化した。それは、救いを自らの功績に頼るために、律法をいかに厳格に守っているかを競う宗教と、ただイエス・キリストを信じるだけで救われる福音の違いだ。それは、人を生かすか殺すかの違いであることを理解できない人間の愚かさをさらけ出す結果となった。

🔸説教題：十二使徒の召命

🔸説教者：佐久間典臣

🔸聖　句：ルカ６：１２〜１９

　イエスは十二使徒を選びます。そのリストが書かれています。大勢の群衆が全国から集まり、また隣国からも人がやってきました。彼らは、イエスの話しを聞きたいと思い、また病気の者は癒しを、そして悪霊に憑かれた者は追い出してもらおうとイエスの元へ集まってきました。弟子たちも増え、大きなうねりのようにイエスの周りに人が集まってくるのです。そこで、イエスは十二人を使徒して選びました。そのことを考えてみましょう。

🔸説教題：貧しい者の希望

🔸説教者：佐久間典臣

🔸聖　句：ルカ６：２０〜２６

　平地の説教の有名な幸いの所を学びましょう。マタイに並行記事がありますが、ルカとは違います。ルカは四つの幸いと四つの不幸になっています。この幸いな者に貧しい者が入っています。では、どうしてそう成るのかをご一緒に考えてみましょう。

🔸説教題：イエスの教え

🔸説教者：佐久間典臣

🔸聖　句：ルカ６：２７〜３８

　新約聖書を初めて読む人は、普通の本のように１ページ目から読みますが、それがマタイによる福音書です。そこに書かれた内容とルカによる福音書の内容は似ていますが、本質的に作者が違うように、誰のために書かれたか、というところで異なっているのです。ですから、今日の聖書箇所もマタイのそれとは微妙に違っています。読者はイエスの教えをそのまま受け止めて、その通りに実行しようとするのです。しかし、超がつくほど難しいのです。そこで、本当は何がかかれ、どんな意味がそこにあるか、ご一緒に読み解いてみましょう。